水戸駅前のラーメン屋で、スーツのサラリーマンと、長靴の工事業者と、軽トラから降りてきた農家のおじさんが、同じ屋根の下で同じ醤油ラーメンをすすっている——それが、茨城の県庁所在地の朝の風景です。
住宅設備の現場と営業で年100泊。茨城は「東京から近いのに、現地に着くまでの移動距離が読めない」不思議なエリアです。常磐道で水戸まで一気に2時間、そこから筑西や大洗へ横移動するとさらに1時間。気づけば「運転した記憶しか残らない一日」になりがちでした。
14年この業界で動いてみて気づいたのは、常磐道と北関東道の使い分けを覚えると茨城は化けるということ。水戸から筑西は北関東道、つくば方面は常磐道。この2本を行き来できるルート設計ができると、「提案の引き出しが増える視察」と「翌日に疲れを残さないリフレッシュ」を同時に取りに行ける、出張職人にとっての“穴場エリア”に変わります。
住設業界14年、年100泊の出張族が実際に走り回って整理した「茨城出張の最適解」を、時系列でお伝えします。
仕事の合間に「提案力」を上げるスポット
絶対に外さない「安定の出張メシ」
脳の疲れを強制リセットする「寄り道」
これらを押さえれば、ただの移動時間が「価値ある時間」に変わります。次の茨城出張の計画に、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 仕事の合間に寄れる インテリア/住宅系スポットの入れ方
- 移動日に強い 休憩メシの確保(短時間で満足度が高い)
- 短時間でも“切り替わる” 寄り道スポットの選び方
この茨城編が刺さる人
- 住宅設備・インテリア業界(営業/設計/IC):視察が「仕事の武器」になる人
- 車移動が多いビジネスパーソン:体力を残して翌日も動きたい人
- 北海道へ繋ぐ動線を持ちたい人:大洗港を「覚えておく」と出張の幅が広がる
まずは結論:茨城出張の“勝ちパターン”2ルート
僕が何度も茨城を回って残った答えはシンプルで、「水戸を拠点に、北関東道方面か常磐道方面のどちらか1本に絞る」です。両方欲張ると確実に詰みます。目的別に、僕が実際に組んでいる2ルートを置いておきます。
ルートA:水戸拠点(家具・商談・夜)→つくば(朝/夕景)
「商談メイン+リフレッシュ」向け。僕が一番組む頻度が高いのがこのルート。水戸を21時頃に切り上げて朝のうちに筑波山方面へ。常磐道下りは朝の渋滞が読みやすく、移動の見積もりが立てやすいのが利点です。
- 日中〜夜: 水戸エリアで商談をこなし、インテリアショップを視察。夜は水戸駅周辺でしっかり食事。
- 翌朝 or 夕方: 帰路につくばエリアを経由。筑波山の景色で頭をクリアにしてから帰宅。
ルートB:水戸→大洗(海鮮)→筑西(ショールーム)
「インプット重視+グルメ」向け。大洗のあんこう(冬)や那珂湊の海鮮で午前のエネルギーを満タンにして、午後は北関東道で筑西へ。栃木・小山方面に抜ければ翌日の動線まで繋がります。
- 昼: 大洗で新鮮な海鮮ランチを堪能し、エネルギーチャージ。
- 午後: 栃木方面(宇都宮・小山)へ抜ける動線上で、筑西市のメーカーショールームへ。プロ向けの視察で知識を深める。
【視察】仕事の解像度が上がる!インテリア・住設スポット
北関東は家具・木工と住設・建材のハブ。僕が実際に商談や視察で足を運んで、「明日の営業トークに使える」と確信したスポットだけを並べます。
トヨウラ 筑西工場・ショールーム|キッチン提案の解像度が上がる
ステンレスシンクやカウンターを手掛ける「トヨウラ」の工場併設ショールーム。ここは、住宅設備やキッチン提案に関わるプロなら絶対に刺さる場所です。
なぜ行くべきか?(視察のメリット) カタログスペックでは伝わらない「細部」を自分の目で見ることができます。
- 清掃性の違い: プレス技術によるコーナーのR(曲線)処理や水返しの設計。
- 使い勝手の違い: 実際の作業スペースの奥行きや、立ち位置の感覚。
営業トークへの応用: 「カタログにはこう書いてありますが、実際の製造現場で見ると、この角の仕上げが本当に滑らかで、お掃除のストレスが全然違うんですよ」 現場を見た人間だからこそ言えるこの一言は、お客様への説得力を何倍にも高めてくれます。 (※工場内見学は住設関係プロユーザー向けとなります。事前に確認をおすすめします)
インテリアステージ水戸|「提案の軸」を作る大型店
地域最大級の家具インテリア専門店。「流行りの雑貨を見る」のではなく、「家具の標準値(スタンダード)を確認する」ために使います。
視察のポイント:
- ソファ: 座面高、奥行き、張地の種類で「疲れにくさ」がどう変わるか?
- ダイニング: 天板の素材感や脚の位置で「生活動線」はどう変わるか?
ここで「標準的な良さ」を体感しておくことで、お客様に高級品や廉価品を提案する際の**「比較基準(モノサシ)」**を自分の中に持つことができます。
URL:https://www.yamashin-grp.co.jp/shop/interior-mito/
【食事】迷ったらここ!外さない休憩&パワーチャージ飯
年100泊の出張族として断言しますが、出張中の食事で大事なのは「失敗して午後のモチベを削らないこと」。水戸の納豆、大洗のあんこう、那珂湊の海鮮——茨城の食はハズレが少ないので、攻め方さえ間違えなければ強い味方になります。
ばんどう太郎|移動日に強い「ちゃんと飯」
出張者にとって価値が高いのは「味」だけではなく、接客の安定感と“外しにくさ”です。打ち合わせ前後で店選びを失敗すると、地味に一日が崩れます。
使いどころ:“初めての土地で迷いたくない日”の昼・夜。同行者がいるときの「無難に満足」枠。
車移動で、サッと入ってサッと出たいとき。幹線道路沿いに有って駐車場も広いところが多いしとても便利。
出張者目線のメリット:
- 迷う時間が減る(=移動のストレスが減る)
- 一人でも入りやすい
- 量と満足感が読みやすい(接客が良いのも満足度高めるポイント)
大洗のあんこう料理&那珂湊おさかな市場
〜季節と鮮度で「圧倒的満足」を〜 冬場(11月〜3月)の出張なら、「あんこう」は外せません。旬の味覚は、出張の疲れを吹き飛ばす最高のご褒美です。
また、「那珂湊(なかみなと)おさかな市場」は、ランチだけでなく「手土産」の調達に最適。 新鮮な魚介を買って帰れば、出張で不在にしがちな家庭へのフォローも完璧。「また出張行ってきてね」と言われるようになるかもしれません(笑)。
【回復】脳の疲れを強制リセット!短時間観光
商談続きで脳が疲労している時は、論理的な思考を停止させる「圧倒的なスケール」に触れるのが一番です。(と、自分に言い聞かせることも大事です(笑))
牛久大仏|短時間でスケールを浴びて気分を切り替える
〜悩みなんてちっぽけだ!視覚からの強制リセット〜 全高120m、ギネスにも認定された世界最大の青銅製立像。 初めて見ると、そのあまりの大きさに思考が止まります。「今日の商談のミスなんて、この大仏に比べれば誤差だな……」と思わせてくれる圧倒的な存在感。短時間で脳のスイッチを切り替えたい時におすすめです。
筑波山(ロープウェイ/ケーブルカー)|〜「視界」を開いて、思考の渋滞を解消〜
自分の足で登らなくても、ケーブルカーやロープウェイでサクッと絶景へ。 高いところから広い景色を眺めると、煮詰まっていた思考が整理されます。仕事で行き詰まった時ほど、あえて自然の中に身を置く時間を1時間だけ作ってみてください。その後の生産性が劇的に変わります。
大洗フェリーターミナル|〜「次の旅」への布石を打つ〜
北海道へのフェリーが出ている大洗港。「ここから北海道へ行けるんだ」という地理感覚を持っておくと、将来的に「北関東〜北海道」をつなぐ広域なビジネス展開や、プライベートな旅の構想が広がります。
https://www.sunflower.co.jp/
(大洗港案内):https://www.sunflower.co.jp/route/line/port/oarai/
(運航ダイヤ):https://www.sunflower.co.jp/route/facilities/timetable/
宿は未開拓でも困らない:選び方と「候補」
茨城は近くて泊まりが少ないので、ここは「実泊レビュー」ではなく候補として整理します。
サウナ・大浴場優先なら(候補)
海沿いで整えるなら(候補)
この辺りを選んでおけばまず違いないです!!
出張職人のJET’sチョイス!全国エリア一覧
各都道府県ごとの出張経験からおすすめスポットをご紹介。少しづつ更新してますので覗いてみてくださいね!

出張先で本当に使える視察先・ご当地グルメ・立ち寄りを都道府県別に。
まとめ|茨城は「近いのに、回収できる」出張先
茨城は近すぎて舐めると印象に残らず、欲張ると移動だけで終わる。でも水戸で商談と視察を固め、筑西でキッチンの解像度を上げ、つくばか大洗のどちらかで30分だけ景色を変える——この組み立てができると、同じ茨城出張でも翌日への残量が変わります。
茨城の次は、常磐道を北上して福島・郡山・いわき方面へ繋ぐのが王道。逆に都内へ戻る日は朝のうちに視察を済ませて、常磐道の渋滞前に首都圏へ抜けるのが鉄則です。次の茨城は「水戸→(つくば or 大洗)→帰る」で組んでみてください。
📎 関連記事:
・住設のプロが教える後悔しない選び方 → 住宅設備で後悔しない選び方
・出張族の必携品 → 出張持ち物リアル10選
・常磐道で繋がる隣県編 → 福島・郡山/いわき/会津編
・反対方面の山岳出張 → 長野・佐久/松本/諏訪編
茨城エリアで「このスポット入れた方がいい」「ここのショールーム良かった」という情報があれば、ぜひお問い合わせから教えてください。次の出張で実走確認して記事をアップデートします。
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